「グー」「チョキ」「パー」に「キュー」という手を加えたじゃんけんの目的及びルールを説明せよという内容の小論文の問題が早稲田で出たというツイートを見かけたので、考えてみました。
目的
論理的・戦略的思考力を鍛えるとかそんな感じです。
ルール
- 1対1で行う。
- 各手は引き分け含めそれぞれ1度しか出してはならない。
- キューを出した場合全ての手と引き分けとなるが、引き分けとなった時点で次に出す手を宣言しなければならない。
- キューは1度勝敗がつくまでに1度しか出してはならない。
- ただし同時にキューを出した場合は互いに次の手を宣言しなくてもよく、再度キューを宣言することも可能である。
- グー・チョキ・パーを使い切った場合、キューを使っていない側の勝ちとする。同時に使い切った場合引き分けとする。
- 勝負は1勝1点の5点先取で行う。
簡単に
- グーを出したら勝ち負けがつくまでグーは出せません。仮に1度目であいこになったなら、2回目以降は他の手しか使えません。
- キューを出したら引き分けになります。ただし自分が次に出す手は宣言しなければなりません。
- 勝ち負けで点数を付けていきます。
魅力
ある程度ランダム性は絡むため負け続けるようにはなりませんが、論理的・戦略的思考力によって徐々に差が出てきます。
相手にはどの手が残っていて自分はどの手を出すと良いかを考えることは様々な分野・日常生活において役に立ちますが、このルールのじゃんけんではより単純化して学ぶことができます。
大人数でチームを組んで行うことで、コツなどを話し合うことによって「どのように考えるとよいか」を共有する、アクティブラーニングにも応用が可能です。
難点
ひと目でルールを理解することが難しく、とっつきにくさがあります。
書いてみた感想
スマホの対戦型アプリとかにすると面白そうねと思いました。技術力が足りないのでやれないんですけど……。
書き上げてから、勝ち負け以外にも手数なんかに点数を付けて何点以上で勝利とかやると面白そうねと思いました。