TL;DR
gradle.properties
でorg.gradle.jvmargs
に-Dfile.encoding=UTF-8
を指定するのが良さそうjmh-gradle-plugin
に指定する方法は無さそう
背景
jmh-gradle-plugin
(me.champeau.gradle.jmh
)は、環境に合わせた文字コードでhumanOutputFile
を出力します。
このため、何も指定しない場合Windows
環境ではShift-JIS
で出力されます。
ここで、Intelij
からhumanOutputFile
を開く場合、この挙動によって±
が文字化けし、コピペも難しくなる問題が有ります。
対処
C:\Users\${ユーザー名}\.gradle
にgradle.properties
ファイルを用意し、以下の内容を追記しました。
org.gradle.jvmargs=-Xmx2g -XX:MaxMetaspaceSize=512m -XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryError -Dfile.encoding=UTF-8
重要なのは-Dfile.encoding=UTF-8
オプションで、これによって出力の文字コードがUTF-8
になります。
jmh-gradle-plugin
側のオプションも確認しましたが、出力ファイルの文字コードを変更するようなオプションは無いようでした。
補足: 指定内容について
この指定内容はGradle
公式ドキュメントの以下の記述からコピーしたものです。
この指定では、デフォルトより多くメモリを消費します。
自分のローカルではメモリ容量に余裕が有ったため、パフォーマンス向上を目的にこのオプションを指定しています。