1年を振り返る

昨日はアウトプット面から1年を振り返りをしましたが、今日は1年間の生活面を振り返ります。

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1年の雑感

まず今年1年の感想ですが、始めた自作ライブラリの開発をずっとやっていたのと、コロナによる変化の年というのが大きいです。

私事関連

私事の方は、今年1年を通して多くの余暇を自作ライブラリの開発につぎ込んでいました。
1月24日に最初のコミット(本当は試作とかでもう少し前から色々やっていた気がしますが)をして以降、色々なことを学びながら開発を続けましたが、残念ながら結局1年やっても開発完了には程遠いような結果となりました。
様々なことを学んでこれましたし、ここは来年も詰めていきたいと思っています。

何かに熱中して全力を傾けるというのは久々でしたし、ここまで長く集中していられるとは思いませんでした。
仕事だけでは得られない貴重な経験が出来ているかなと思っています。
願わくば来年はもう少しユーザーが増えてスターとかもついてくれたら嬉しいなー……(とは言え現状新規開発を入れれてなかったりするので、その辺もやっていかなきゃですが)。

記事を盗作された

自作ライブラリもコロナも殆ど関係ありませんが、記事を盗作というか無断で翻訳・転載されたのはかなり大きな出来事でした。

こういうことをやらかす人間は翻訳して出せばバレないと思ってるんでしょうね。
学生時代からずっとアウトプットを続けていますが、こういうことに気付いたのはこれが初めてでした。

正直ソースさえ書いて貰えれば自分の書いた記事を翻訳して転載する(& それをコンテンツにアフィリエイトで稼ぐ)程度は黙認してもいいかなと思っていますが、それも無いのは流石にNGだよね、と。

知り合いにアドバイスも貰い、相手が入れている広告がGoogle広告だったため下記窓口より通報し、先日DMCAテイクダウンが成立しました。 support.google.com

とは言え、成立したのは通報したURL4件に対してのみで、サイトそのものを止めたりはできていません。
この辺はやったもん勝ちだなあと強く思います。

仕事関連

仕事の方は、コロナでリモートワークが解禁されたというのがとても大きく感じています。
個人的にはリモートワークが合っていたみたいで、効率を落とすことなく成果を出し続けることができたかなと思います。
転職するにしても、リモート可能な、東京に縛られず柔軟な働き方ができる会社がいいなと感じるようになりました。

ただ、「この状況でも、フルリモートでも十分働ける」ことが分かったのは良かったですが、世の中が不安定になったり、会社もその影響を受けたり、運動不足で太ったりと、強く色々なストレスを感じた1年だったなとも思います。
この状況は来年に入っても早々解決することは無さそうで、暗い気分がぬぐえませんが、それでもやっていくしかないんでしょうね。

仕事の内側の事情は、まず何と言っても勤続3年目に突入しました。
何となく2年で転職するもんだと思っていたので、結構驚いています。
成果面では、去年の暮れから自分の働きかけで導入したKotlinがいい感じに成果を上げてきたのと、チームリーダーのような役割を強く求められるようになってきたなというのが有ります。

Kotlin関連

Kotlinに関しては、やっぱり導入して良かったなと強く思います。
Javaより簡潔で安全なコードが書けますし、特にnull安全周りは良い設計を考えるという意味でも役に立ちました。

Kotlinだからこれができない」というような困り方はしませんでしたし、「Javaなんて書いてるなら即刻Kotlinに移行すべき」と思う程度にはJavaで開発していたことを後悔しています(まあ状況や自分の実力を考えればタイミングはあそこしか無かったんだろうとも思っていますが)。

チームリーダー的な役割について

入社以来本来のチームリーダーが忙殺される状況が続いており、「それなら自分がやれることはやる」と宣言したのが去年の10月末頃でした。
そこから1年間、メンバーが入れ替わったり増えたり、案件の兼ね合いで他チームにヘルプに入って貰ったりしながらチームリーダーの真似事をしてきました。

今持っている主な役割は以下の通りです。

  • 主なチームメンバー(自分含む)6人 + 2人のタスク割り振り/やっていくタスクとその順番の検討
  • ヘルプに入って貰っている他チームとのやり取り
  • 進んでいる案件全体の把握と相談
  • (自分の持っている案件の開発)

チームリーダーとしてのタスク全てをやっているわけではありませんが、かと言ってコーダーとしてのタスクが減っている訳でもないので、正直大変だなと思っています。
メンバーもこの1年で3人増え、並行して走る案件も増えましたし、ヘルプに入って貰っている他チームとのやり取りも新しく増えました。
自分がやらなきゃならない開発も多い中でそれらのタスクも回していくのは正直かなり辛かったです。

個人的には、若い間に年を食ってからも使えるような技術的な基礎体力を付けるべきと思っていて、その意味では多少不満も感じる1年でした。

それでも、去年末は現状よりも少人数かつ案件2並行程度の負荷でガタガタになっていたことを振り返ると、曲がりなりにも現状を回せているのは成長でしょうか。
加えて、最近はこの状況にメンバーが慣れてきた上、今まで自分が抱えていたタスクを持っていって貰えてもいるので、負荷も下がってきてはいます。
自分が入社以来関わってきたプロダクトに対してそれなりの責任は果たしたいのと、来年はまた状況が大きく変わる部分も有るので、一旦はまだ現職で力を尽くしていくことになるかなと。

終わりに

残念ながら来年に入ってもすぐにコロナの猛威が去ることは無さそうです。
辛いことも続きますが、少なくとも仕事の方は来年3月末でひと段落を迎えそうなので、まずはそこを目指して成長していけたらと思います。

来年の今頃にはもっといろいろなことが良くなっていたらいいな……。