【LaTeX】画像の多いpdfのサイズ/容量の削減【文章作成】

画像が多い場合、どうしてもpdfが小さくならない事があると思います。

そこで、主にLaTeXでの文章作成を想定して自分が工夫していることを書きます。

素数の削減

表示する大きさと表示したいdpiが分かっている場合、最低限どれだけ解像度が有ればよいかは計算することができます。

サイズ計算式 サイズ早見表 | 写真・イラスト/出版・報道・教育写真 | amanaimages 料金表

このサイズを超える画像は、小さくした方が容量が削減できます。

画像は全てpdfに変換する

サイズを小さくしてもまだ容量がキツければ、画像はpdfに変換することで容量を抑えることが出来ます。

pdfにするだけでdvipdfmxのコンパイルも早くなりますので、できるだけファイルはpdfを用いるのが良いでしょう。

注意点

pdfに変換する際の注意点を幾つか挙げます。

  • 文字の入ったepsは文章に合わせたフォントが埋め込み難くなる
  • オンラインでも変換ができるが、サイトによっては余白が入ってしまうことがあるため、余白が入らない方法で変換しなければならない
  • むやみにpdfにしてもサイズが逆に増える場合がある、要確認

それでもどうしようも無い時

pdfの容量を圧縮してくれるサイトがあるので、それでpdf画像を圧縮するという手があります。

画質は当然劣化しますが、致し方無いでしょう。

注意点として、pdf文章全体を圧縮するとフォントが消える可能性があるので、できれば一部劣化しても良い画像のみを圧縮するべきです。