【日記】Sansan 技術×寿司 エンジニア交流会に参加してきた

Sansan 技術×寿司 エンジニア交流会に参加してきました。その中で聞かせていただいた面白かった話を(正確な内容はうろ覚えですが)まとめます。

日本人とアメリカ人の差

日本人とアメリカ人を比べても技術力の分布に差は無いが、アメリカ人は『自分が世界を変える』というマインドを強く持っているのに対して、日本人はあまり持っていない。この差は、アメリカ人はアマゾンやツイッターがショボいサイトから始まって世界を変えるのを間近で見た人が多いのに対し、日本人は既に世界を変えたものばかりを見て『ああいう世界を変えるものを作るためには技術力が必要だ』と思い込んでいるから生まれているんじゃないだろうか?

学生にはもっと世界を変えようと思って欲しい。

これは言われてハッとしました。個人的に「今は技術力がなきゃ勝負にならない」という思い込みが結構有りましたが、やっぱり一番大切なことはその技術で何をするかの方だよなと改めて思い直しました。

自分の観測範囲内の話ですが、この話の状況は本当に自分の周囲の人間にも当てはまっているように思います。技術レベルで負けてないのに日本からイノベーションが起きないのは、社会の構造だけでなくこういったマインド面にも原因があるのではないか、とも思いました。

人事の役割と能力

今の就職活動は人事に対して学生の立場が弱い。学生の側は社会のことや自分のアピールポイント、アピールのしかたなんて知らなくて当たり前で、むしろ学生の本分である勉強や研究を真面目にやっているなら、そういったことを知っている方がおかしい。それなのに人事は『さあ、あなたの出来ることをアピールして下さい』と要求する。できるできないは別として、学生の良さを発掘するのは人事の方の仕事じゃないのか?

これは本当に同意します。自分の何をアピールしていいかは、面談やイベント参加を5, 6回こなして漸く把握できた感じがありますが、逆に最初の5, 6回は「一体何をどのレベルで求められているのか」「何をアピールして欲しいのか」といった部分が全く分かりませんでした。

後から「それ評価されるの!?先に言って欲しかった……」みたいなことに結構なっていたので、引き出すようなことは言って欲しかったなと感じます。

まあアピール下手の言い訳には全くならないんですが……。

終わりに

とても貴重なお話を沢山聞かせていただくことができ、これからの歩み方をより具体的にできたかなと思います。勿論、お寿司もとてもおいしかったです。

ここからは愚痴ですが……遠いですね、東京。イベント参加後の日帰りができないのもあって、2万円近く掛かりました。首都圏の学生はこういうイベントに簡単に参加できるというのが羨ましくてしょうがありません。

この辺はどうしようもないので、まあ頑張っていきます。