wrongwrong163377.hatenablog.com
上記記事に関して、「じゃあ未来永劫エンジニアが必要とされ続けるか」と言われるとそうでもないと思っている話を書きます。
自分は主に以下の状況でエンジニアが不要とされるだろうなと思っています。
- 人格と社会的な不確実性まで再現するAIが出てきたとき
- 戦争になったとき
- 核戦争になったとき
人格と社会的な不確実性まで再現するAIが出てきたとき
これに関しては、もう人間そのものが不要になるだろうなあと思っています。
人間の有利な点はその汎化能力と言われていますが、人生を無限にエミュレートするようなことをされてしまえば、どんなこともAIには敵わなくなるでしょう。
特に机上でアレコレやるのが主な仕事となるようなエンジニアは真っ先に置き換えられてしまいそうな気がします。
ただ、これに関してはもはや人類共通の問題となってしまうので、そこまで行ったらもう諦めるしかないんじゃねとも思っています。
戦争になったとき
これについてはほぼ日本しか見ていない話です。
色々きな臭い世の中になっていますが、今の日本の状況で戦争になったとき、エンジニアの技能は全く大切にされないだろうと思っています。
第二次大戦でも重要な技能者を徴兵で溶かして兵器の生産力を下げるなんてことをやらかしていましたが、現代でもそうだろうなあという諦めが有ります。
まず上に立っている人間がIT音痴すぎるので、エンジニアという道具の用途なんて考えられないでしょう。
また、国民の方も「後ろで何やってるか分からない奴なんて前線に出したほうがいい!」という声で応えそうだなと思います。
状況が不安定になったとき、エンジニアの立場は多分弱いです。
核戦争になったとき
直接的に電子機器が壊れることもそうですし、ライブラリ・パッケージの配信システムがやられたり、クラウド環境が消し飛んだりすれば結構なエンジニアが仕事できなくなるだろうと思います。
少なくとも色んなサービスが止まることでしょう。
まあ、こんなことになればやっぱり人類共通の問題となってしまうので、そこまで行ったらもう諦めるしかないですね。
終わりに
今の世の中は物凄くきな臭いことになっていて、全方面「なんかあったら社会的にも人生的にも終わるかもなあ」で囲まれてしまっている感が有ります。
日本という国の将来に希望を見いだせないというか、人類という種の将来そのものに希望を見出せません。
宇宙植民さえ軌道に乗れば人類は未来永劫やっていけるんじゃないかと思うので、できればそういう世界線に収束して欲しいものです。